04.25.13:28
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03.29.14:25
珍客来訪<1>
彼女が北京に来て4日目。
もう既に、1ヶ月くらい一緒に居る気分である。
丸山美和嬢(元プロレスラーで現在役者)が北京に到着した夜。
到着の一時間も前から空港に待機していた鈴木は、2時間経っても彼女を見つけられなかった・・・連絡する術の無い状況で、想像力は果てなく膨らみ、何故か母に連絡し、彼女がもしや飛行機に乗り遅れた可能性、北京ではなく上海あたりに行ってしまった可能性、危険物もしくは不審な行動及び年齢不詳ないで立ち故に税関で止められている可能性・・・あらゆる状況を考える。
全ての可能性が彼女ならありえなくも無い事に、更なる不安。
彼女の親戚が北京で仕事をしている為、そちらの方にも連絡してみるが、きっと待ってればそのうち会えるよと、楽観的な反応。
空港係員に東京からの便で着いた客が、まだ中に居るか聞くが、もう居ないとの答え。暫らく会わぬ間に、隠れ身の術でも覚えたのか、もしくは見た目がまるきり変わった以外に、彼女を私が見逃す事はないはずなのに、どうしたことか、茫然としながら空港内をうろうろ・・・泣きそうになる。
そこに彼女から電話。
安心するもどこにいるか分からない。
スタバの前に居ると言うので向うも、どう見ても金髪で鼻の高いモデル風のお姉さんしか見当たらない。
(え、この人?もしかして・・まさか・・・美和??)
意を決して、「ハロ~。貴方は丸山美和でぇ~すか~?」と聞こうとした瞬間、又電話が鳴る。
向こうも私が見当たらないとの事。おかしい・・・この空港内には、スタバはここしかない・・・
「ホントにそこ北京?上海とかじゃなくて?」
美和「うん。北京。ちょ~ピカピカだね北京空港って!!!」
「え・・・??ピカピカ?」
美和「うん。広くてピカピカ!!!」
ここで、真相が明らかに。
彼女はなんとその日正式にオープンした、北京国際空港第3ターミナルに降り立ったという事を。しかもその空港は、もともとの空港から若干離れた場所に孤立して建っており、向うにはまたタクシーに乗るより他無い。
飛行機到着2時間以上経過した後、無事に丸山美和嬢捕獲。
片手にスタバのコーヒー持って、お洒落な出で立ち。
本人、言葉で言うほどには、深刻そうでもなかった。
後、お腹がペコペコという彼女と食事をしに行き、ビールを呑み、隣のおじさんたちに絡まれ始めた所で席を立ち帰宅。食事中、北京の扉の無いトイレに若干衝撃を受けた彼女もビール効果で、なんとか用を足せたとの事。うん。慣れてしまえば、何も恐くない。
これでまだ一日目。
書ききれない。一遍には。
次回はどうしても山東省に行きたいという、しかも山に登りたいという彼女を連れて、
夜行列車の旅・・・。
つづく。
美妃ちゃん○無事に出会えてよかったですなぁ…
っていうかそれぞれ二人のブログ拝見してたら出だしが一緒じゃん(笑)二人が出会うとどんだけ時間が経つんさぁ~
仲良く風邪などひかぬように気をつけてね
くれぐれもくれぐれも喧嘩しないよーにね(笑)
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