04.24.00:41
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11.29.00:12
焼き芋屋はなぜ潰れないのか。
昨日は演技の期末試験でした。
昼から始まり、終わったのは22時。
途中食事休憩ありの延長に継ぐ延長・・・。
途中意識が朦朧として、記憶にない空白な時間もあり。
ただ、ひとつだけ。
忘れられない出来事あり。
学校の廊下に焼き芋屋さんが突如出現したのです。
なんだか廊下から甘く香ばしい匂いがしてくると、不思議に思っていて、
同時に同学達もそわそわし始めて、
場面転換になった途端、一斉に廊下に飛び出した私たち。
や・・・焼き芋屋さん?
なぜ学校の廊下に焼き芋屋が・・・?
みんな同じ疑問を抱えつつも我先にと買いまくり、
その場でガツガツ食べはじめている。
中国の焼き芋はものすごくおいしい。
お芋を割ると黄色というより、オレンジ色をしていて甘い。
もちろん私も買いました。
昼を食べていなかった分、いつも以上に幸せの味。
この焼き芋屋さん、恐らく経験したことの無い程の売れ行きに、
1キロ2元の計算すら出来なくなっている。
聞いてみると、私のクラスの誰かに呼ばれてここに来たとのこと。
も、もしや・・・。
なんと芝居で焼き芋屋をやる男の子が、本物の焼き芋屋(おじちゃん込み)を、
チャーターしたらしいのだ。
なんとも大胆な・・・。
というか、それはありなのか?
そして焼き芋屋の演目になった時。
先生たちの前に焼き芋屋(おじちゃん付き)出現。
先生A「・・・。(おじちゃんに)すいません・・・。うちの生徒が無理を言いまして・・・。」
先生B「ご・・ご苦労様です。」
先生C「・・・。」
おじさん「あ・・いえ。まあ・・・。(田舎からお芋を売りに来た俺は、どうしてここに居るのだろう的な)」
演目が終わり、先生たちは残った芋をすべて自腹で買いとり、おじさんに別れを告げ終了。
後しばらくは先生たちのお芋タイム・・・。
最初は戸惑ったものの、そこは中国人。
ちょうどお腹も空いていたところだったし、良かったですね。
なんて話しながらほうばる焼き芋。
(・・・試験早く終わらせようよ。)
なんて私の願いもむなしく、たっぷり30分の時間ロス。
しかしこの学校、中国人の生徒は中国の中でも家柄のよろしいお子さん達ばかり。
お金を持っていないと入れないし、(もちろん大学に行けるという時点で上流階級)
小さいころから、ダンスやピアノなんかも習っちゃってないと入れないという点で、
発想というか、感覚が微妙にずれている子も多数。
さすがです。
究極の大人買いですよ。
ただ焼き芋を買ってくるのとは訳が違う。
おじちゃんごとチャーター・・・。
久しぶりに度肝を抜かれた鈴木でありました。
ビバ!焼き芋!
大人買いと言えば・・・
実は鈴木、最近やってしまいました。
「DEATH NOTE」全13巻
読む暇などないのに、買ってしまいました・・・。
60元でした。
日本円で1000円くらい?
こちらでの1ヶ月分の朝食代・・・。
中国語版だし、勉強にもなるし・・・なんて理由つけて。
自分への戒めの為に、購入した次の日は朝食抜きました。
以上、報告終わり。
桶屋が儲かるがごとく、試験をすれば芋屋も儲かる@中国@晩秋(笑)
そちらの芋は炭で焼くから一味違うみたいですね。
だはーっ(>_<)/~
26にもなって叱られてやんの~!
まぁ35にもなると叱られる事もなく、諦められる訳ですが…
………措いといて。
上流階級の金持ちなのに、焼き芋屋に群がり我先にと買い漁り、剰えその場で貪り食う様に若さよりも「give me chocolate」にも似た飢渇感を感じるのは、飽食の国「日本」に育った故でしょうか。
焼き芋屋にはチャーター料金と焼き芋代の二重搾取の疑惑が‥。
そして「DEATH NOTE」にも正規の版権にて出版されているのか等々‥。
そんな戦後の日本にバブル期が同時に来ているようなVitality!?に溢れる国の中で、対等に(辛うじて喰らいついて)渡りあう鈴木が素敵です。
私の基本性能であるドS成分が故に、逆境の中で必死に頑張る女性に萌えるのでしょう。
大きな壁に打ち拉がれる様もそれはそれで趣がありますが‥。
これからも其の身が砕けない程度に、大波を突き進み嵐を切裂くが如く頑張って下さい。
Kei様>いつもコメントありがとうございます。
うん。芋自体も違う品種なのではないかと思われます。晩秋で零下の北京・・・恐ろしいです冬本番。
靖男様>兄さんの文章、とても面白いです。
はい。暴走すると止まらないのは食も筆も同じですな!笑(お互いに)
著作権云々の問題は、こちらでは・・・。
鈴木は一市民として売られているものを素直に買うのみです。はい。
ありがとう。
がんばります!
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