02.03.19:01
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12.29.23:18
師走...
北京と瀋陽(遼寧省の省都)を飛行機でブンブン飛びかっている鈴木です。
御機嫌よう、日本の皆さん。
瀋陽でドラマの撮影しながら、合間に来月から青島(山東省)で撮る映画の準備中。
中国に居ると正月ムードまるでなし。
元旦は零下20度の山の中で過ごす事になりそうです。
ドラマでは狙撃手の役なので、アホみたいにでかく重い木の箱に入った、これまたアホみたいに重い機関銃を片手で持たされ、颯爽と軍人らしく歩けとの要求に三十路女は奮闘中。
手が既にあかぎれでゴツゴツしてきちゃって、そんじょそこらの男性よりも男らしい。工事現場で働く親父さんの手のよう。
ま、元々特に白魚の様な手とは言いがたい代物だったので、全然気にしていませんがね。
ちなみに、さっき飛行機の中でもらったばかりの映画の台本開けて見たら、びっくり仰天。
役の名前の姓が鈴木に変更されてました...。しかも特別配慮で全部大文字に印刷されて...(−_−#)
自分の出る場所が分かりやすいようにとの事。しかし、どうにも逆に見にくいというか、圧迫感あるんですが...。
でも初稿版の内容より、面白く書き直されていて、ちょっとばかりホッとした鈴木役の鈴木。
明日は午後からの撮影なので、もうしばらくボーっとしてから寝ます。
皆さんも風邪など引かぬよう、湯たんぽなんぞ抱きしめてお休み下さい。
ではでは。
御機嫌よう、日本の皆さん。
瀋陽でドラマの撮影しながら、合間に来月から青島(山東省)で撮る映画の準備中。
中国に居ると正月ムードまるでなし。
元旦は零下20度の山の中で過ごす事になりそうです。
ドラマでは狙撃手の役なので、アホみたいにでかく重い木の箱に入った、これまたアホみたいに重い機関銃を片手で持たされ、颯爽と軍人らしく歩けとの要求に三十路女は奮闘中。
手が既にあかぎれでゴツゴツしてきちゃって、そんじょそこらの男性よりも男らしい。工事現場で働く親父さんの手のよう。
ま、元々特に白魚の様な手とは言いがたい代物だったので、全然気にしていませんがね。
ちなみに、さっき飛行機の中でもらったばかりの映画の台本開けて見たら、びっくり仰天。
役の名前の姓が鈴木に変更されてました...。しかも特別配慮で全部大文字に印刷されて...(−_−#)
自分の出る場所が分かりやすいようにとの事。しかし、どうにも逆に見にくいというか、圧迫感あるんですが...。
でも初稿版の内容より、面白く書き直されていて、ちょっとばかりホッとした鈴木役の鈴木。
明日は午後からの撮影なので、もうしばらくボーっとしてから寝ます。
皆さんも風邪など引かぬよう、湯たんぽなんぞ抱きしめてお休み下さい。
ではでは。
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12.20.14:03
じゃりんこ鈴木。
11.29.20:28
初雪小雪。
本来の予定なら10月初めから撮影のドラマが押しに押し、結局来月末からと連絡が来た。
もう二度もこのドラマチームで仕事しているし、信頼のおける監督なので、スケジュール空けとけと言われれば素直に空けてボケッと指令を待つ馬鹿正直者の鈴木。
しかしこんなにも時間がずれると、さすがにつらい。
監督自ら脚本を書いている上に、この間撮ったドラマがこちらの春節特番で放送が決定し、そっちの追い込みで忙しいのは分かっていたから、予定通りにはいかんだろうとは予測していたけれど、今月初めの時点で4話までしか書けてないとの情報を入手した時点で、違う仕事の一本くらい入れときゃ良かったのだ・・・。
つまり何を言いたいかというと、鈴木は現在ミラクルなまでに暇人だという事。
他の仕事の話しがあると、そんなくだらんドラマ撮りにいくらいなら、ダイエットでもして大人しく俺の書く脚本を待ってろ!くらいの王様っぷりを遺憾なく発揮するこの監督。
使ってくれるのは有り難いのですけど、あんまり誉めてもくれない。
なんでも私の顔はコジンマリしてなくていいのだそうだ。(でかいって事でしょそれ?)
なんでも私は喜劇的な要素を持っているので湿っぽくならなくていいのだそうだ。(・・・。)
鈴木はアホだけど頭は悪くない!のだそうだ。(これ多分今までで最大のお褒めの言葉のひとつ。)
ちなみに本日、どうにもこうにも納得いかず、副監督に連絡。
少しでも確かな情報を入手しようと試みた。
もしまた撮影開始が押すようなら、正月は日本で過ごしてやる!と。
新たに得た情報2つ。
撮影開始は12月末。鈴木の役名は桂花。
・・・桂花??(って花の名前でしょう?ついに人間じゃなくて植物デビューか?!)
副監督曰く、監督はまだそれしか明かしてないとの事。
桜とかいう名前じゃないから、中国人役かもね。なんて物凄く適当。
どんな内容なのか未知。
・・・。
北京は初雪。
懐具合も寒いってば。もう。
11.27.14:07
日曜日。
11.26.17:35
患部に適量に。
適量ってどの程度の量なのか?
傷口に塗る軟膏を片手に途方に暮れてみた。
多く塗れば早く治るってもんでもないらしいし、少ないと効き目がないような気もするし。
いつもこんな風に、くだらない些細な事に一瞬にして気をとられる。
北京はもう、日々の最低気温は零下。吐く息の白さと、ピリピリする耳や頬に冬を体感中。
空気の埃っぽさも冬になると何故か気にならない。寒くて背筋がピンと伸びる感じは、慣れれば清々しいし、工場から出荷されたばかりの新製品みたいな気分だ。
さすがに我が家の周りを巡る団体の旅行客も目に見えて激減、あるべき姿に戻った静かな胡同の長屋で、いまだにあるべき姿を模索中の鈴木の生活。
誕生日を迎えて、又一つ下りの無い階段を上ってしまった事だし、ここらでいっちょ、ほら、ねえ?
なんて焦りつぶやく声も風流とは程遠い。
自分で作った納豆チャーハンの美味しさを共に感動し賞賛してくれる人も居ない午後。
静岡茶を啜り、片手に軟膏を握り締め、ベットの角にぶつけた足の指を眺める。
久しぶりに、ああ、久しぶりにこんなにも、為す術のない完璧なまでの途方の暮れ様。
まずは、窓でも開けてみて、零下の風でも浴びてみよう。
もちろん風邪引かない程度の 適度 さで。