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流されずに流れる大陸放浪娘 ~極めてプライベートなOfficial Blog~
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02.10.09:40

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  • 02/10/09:40

07.11.21:19

とんぼ返り。


昨日、お茶用品を買出しに外出。
帰り道、ふとすっきりしたい気分になり。
美容師の兄さんにメール。

私「忙しい?」
兄「暇~。」
私「分かった。」

さっそくタクシーの運ちゃんに行き先変更を告げる。

運「反対方向じゃないか!どうした急に!お!!分かったぞ。俺は分かった。姉ちゃん、これから彼氏とデートか?!がはは!!」
私「さすが!なんで分かるの?!ははは。」
運「俺にも娘が居るから、女心ってやつは手に取るように分かるのさ!がはは。」

・・・貴方の娘。きっと簡単に貴方を騙しているかも。

美容院に到着。

兄「何しに来たのかな?」
私「踊りに来たとでも?」
兄「で、どうしますか?」
私「髪を切りに来ました。」
兄「来るのか来ないのか、あのメールじゃ分からないです。」

ふうむ。確かに。
とにかく、そこでまたいつものごとく、「セレブみたいにして下さい。」と分かりにくい注文して全てを託す。

軽くなった髪にて、足取りも軽く久しぶりに市場に寄り、
とうもろこし・トマト・きゅうり・カリフラワー・空心菜
を購入。全部で7元。
おまけにおばちゃんが、
「あんたが好きな香菜あげるわ。」
と、一束ただでくれる。
市場の良いとこは、こんなサービスだ。

家に到着。
実は鈴木、とうもろこしってあんまり好きじゃない。
あんまりにも色つやが綺麗だったものだから、買ってしまっただけ。とりあえず茹でる事に。
そこで、はたと疑問。
水から茹でるのか?
沸騰してから茹でるのか?
とうもろこしを握り締めながら悩むこと3分間。
結果。
2つの鍋を用意し、両方同時に試してガッテン。
明らかに、沸騰してから投入したとうもろこしの方が
いきいきとしている。
正解はこっちだったか・・・。
後、実のみを包丁でこそぎ落とし冷凍保存。
いつか、役に立つ日が訪れる事を祈りながら。

22時、携帯が鳴る。
某氏「もうすぐ君の家の下に着くから降りてきて!」
私 「え・・・。どうしたの?」
某氏「君にプレゼントがあるんだ!」
私 「あ・・そう。分かった。」

状況が飲み込めないまま、家を出る。

階下で鈴木が目にしたのは、
満面の笑みにて、子犬を抱えて立っている某氏。

(・・・ま・・ましゃか・・・???汗)

某氏「プレゼント!!!」
私 「・・・犬?」
某氏「(100万ドルの笑顔)うん。」
私 「買ったの?私に?」
某氏「(誇らしげな笑顔)うん。」
私 「・・・どうして犬・・なのかな?」
某氏「今日ペットショップを覗いた時に、君が居たんだ。いや、君にそっくりなこの犬が僕を見たんだ。その瞬間もう僕はこの子を手にいれずにはいられなかった!しかも、この間君が僕の犬と会った時の様子で、君が物凄く犬が好きだって分かってたし。」
私 「・・・犬は確かに好きだけども・・・あの・・さ・。」
某氏「名前はもう決めたんだ。聞きたい?」
私 「あ、うん・・。」
某氏「とんぼ返り!(小跟頭)」
私 「ん??この子の名前?」
某氏「とんぼ返り!!」
私 「斬新な・・名前だね。」
某氏「気に入った?(子犬に向かって)ほ~ら、この人がママですよ~。ちゃんと挨拶してごらん~。」
私 「あのさ、分かってると思うけど、私、飼えないよ。」
某氏「うん。でもこれは君の犬。」
私 「じゃ、貴方が飼うの?今居るもう一匹の犬はどうするの?」
某氏「あの犬は、実は、元彼女の犬なんだ。彼女に返すよ。」
私 「あ~、そう・・・。」
某氏「だからこの、とんぼ返りは僕と君の犬!!」
私 「いや、別に、私を含めずに、貴方の犬でいいと思うけど。」
某氏「だめなんだ~!それじゃ!」
私 「なんで?」
某氏「何かひとつでも、君と共有するものが欲しかったんだ!」
私 「・・・、ごめん。部屋に戻るね。」
某氏「怒った?」
私 「いや、少し呆れたっていうか、頭痛がしてきた。」
某氏「風邪?大丈夫?」
私 「・・・。じゃ。バイバイ。」
某氏「(子犬に)ママが帰るって、寂しいけどバイバイしようね~。(私に)薬飲んで、早く寝てね!!」 

私 「ありがと・・・。」

再び我が部屋に戻った鈴木。

犬の名も然ることながら、手段としても斬新だ。
とんぼ返り・・・私の・・・とんぼ返り・・・。
いや、違う違う違うっ!!
危ない危ない。
洗脳されるとこだったじゃないか・・・。
たくっ、子供と動物には敵わん。

とんぼ返り・・・。
正直、彼には口が裂けても告げなかったが、

やばいくらい
・・・可愛かった。
失神しそうになるくらい
可愛かった。

本日の鈴木。
とんぼ返りを思い出さずに
いかにこれから生活していくか
対策を練る事に必死である。

それくらい可愛かった。
この世のものとは思えない程。

さて・・・論文書かなきゃ。
学校休んでた間に、大量の課題が・・・。

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