02.03.21:49
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11.26.17:35
患部に適量に。
適量ってどの程度の量なのか?
傷口に塗る軟膏を片手に途方に暮れてみた。
多く塗れば早く治るってもんでもないらしいし、少ないと効き目がないような気もするし。
いつもこんな風に、くだらない些細な事に一瞬にして気をとられる。
北京はもう、日々の最低気温は零下。吐く息の白さと、ピリピリする耳や頬に冬を体感中。
空気の埃っぽさも冬になると何故か気にならない。寒くて背筋がピンと伸びる感じは、慣れれば清々しいし、工場から出荷されたばかりの新製品みたいな気分だ。
さすがに我が家の周りを巡る団体の旅行客も目に見えて激減、あるべき姿に戻った静かな胡同の長屋で、いまだにあるべき姿を模索中の鈴木の生活。
誕生日を迎えて、又一つ下りの無い階段を上ってしまった事だし、ここらでいっちょ、ほら、ねえ?
なんて焦りつぶやく声も風流とは程遠い。
自分で作った納豆チャーハンの美味しさを共に感動し賞賛してくれる人も居ない午後。
静岡茶を啜り、片手に軟膏を握り締め、ベットの角にぶつけた足の指を眺める。
久しぶりに、ああ、久しぶりにこんなにも、為す術のない完璧なまでの途方の暮れ様。
まずは、窓でも開けてみて、零下の風でも浴びてみよう。
もちろん風邪引かない程度の 適度 さで。
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しんとしたあの感じ。4回旅をした北京は、すべて真冬でした。いつも家内と二人で毎日、胡同を散策してばかり。延べ1か月以上は行っているのに、パンダもまだ観ていないという。けれど、ゴハンは町中の普通の食堂みたいなところのほうがうまいし、安い。京劇観るのも、観光客などのいない昼間行ったほうがはるかに楽しいし。なつかしいですね。想い出します。あ、そうそうできれば消毒液のみちょちょっとたらして、ほっといたほうが早くきれいに治りますよー。バンドエイドの類もつけないほうがいいし。おっと、だからといってアルコールならなんでもいいわけじゃありませんからね。いまつかんでる酒びんはひとまず置いてください。
Re:北京は真冬が最高
懐かしい北京の冬を今年もいかがでしょう?
適量は、傷口が途方に暮れないくらいの量だと思います。。
テーブルの軟膏もそのままに・・♪
Re:無題
それはまた・・・わかりやすい。
お茶はいいですね。(静岡人です)
http://www.kyotocha.or.jp/backnumber/backnumber46.html
中国のお茶の心得として『茶疏(ちゃそ)』という書がありますが、その中の「飲時」というものが面白いです。
”心身ともに余裕のある時”、
”友を訪ねて帰ってきた時”など、それらの詩文の中に
「片手に軟膏を握り締め、ベットの角にぶつけた足の指を眺め、為す術のなく途方に暮れた時」と
鈴木様の一文も加えたいですねw
Re:誕生日おめでとうございます!
ありがとうございます!
私の一文を加えたら、深みが出ますね。間違いなく。
私の一文を加えたら、深みが出ますね。間違いなく。
って感じのほのぼのとした日記…の様にも感じる寂しい内容(笑
軟膏、とりあえず傷口が見えなくなるくらい塗ってキレイな布でも巻いておけばイイ!
…と思いますよ。
きっと。
Re:何気ない日常
キレイな布・・・
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