03.24.23:17
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11.08.00:17
目指すはチベット小姐。
もう既に0度を記録した北京。
寒いよ、そりゃ・・・。
北京特有の強風も寒さを際立ててます。
完璧に冬到来といったところ。
朝起きるのも厳しい戦いになってきました。
朝練中それぞれ校庭のあちらこちらに散ばり、発声なんかやっていても、いつのまにか風を避けられる場所に皆固まりだし、端から見たら面白い光景。
風邪をひく者続出により、教室の開放が今日から始まりました。
暖かい!!
なんて口々に喜んでいた同学達。
がしかし、暖かさ故に立ったまま居眠りする者が出て・・・
しまいには結局、睡魔を追い払う為に外にて練習。
仕方ないよね。
眠いもの。
さて、まだ中間テストも終わっていないのに、演技とダンスの授業では、期末テストに向けての強化授業スタート。
演技の授業は今までの2人の先生に加えて偉い教授先生が参戦。3班に生徒を分け集中授業が木曜から始まります。
この教授、ものすごく授業は面白いのだけれど、ものすごく早口で何言ってるのか解らない時が多々あり・・・。
新疆ウイグル自治区の生徒も私に、今、何言ったの?とか聞いてくる始末。
休み時間に、早すぎて何を言ってるのか理解できません。
と、言いに行ったら、
「お前、その中国人みたいな顔してるくせに、甘えた事言ってるんじゃない。慣れろ。」
なんて一喝されました。
そんな無茶苦茶な・・・。
そして幸運な事に、班分けにて教授担当の班に決定。
・・・。
新疆の子に、リンムー頑張ってね!
なんて励ましをもらいました。
他人事感丸出しの、最高の笑顔で。
ダンスの授業は、日を追うごとに軍隊的な厳しさを増し・・・
何故か先生が私の名前を連呼し窮地に立たされまくりの鈴木。
同学に、リンムー可哀相・・・とか言われるくらいの集中攻撃。何も、一人で踊らす事ないじゃん・・・。
腹筋の時も、既にノルマ50回を終えて休んでいたところに、
「リンムー!!何してる!そんなに暇なら追加20!!」
・・・え?
そして、ダンス経験のない子には1人づつ指導担当が付いているのだけど、私が何故か指導側になってしまい、担当になっている子がまた爽やかに経験ゼロの女の子で、
「違う!!いつになったら出来るようになるの!あんたの担当は誰!」
「リンムーです。」
・・・汗。
再び怒られる鈴木。
もう嫌だ・・・。
金曜日に試験なので、それまでにきっと個人練習が夜入ってくることになりそうです。
輪をかけて面倒なのは、ダンスの期末テストは発表会形式らしく、既に女子と男子分かれて民族舞踊の練習もスタート。
もちろん授業後。
女子はチベット舞踊。
カウントの取り方から、動きから、日本人には高度過ぎる舞踊です。頑張ってマスターしたあかつきには、日本にて個人発表会でも開こうと思います。
ええ。
明日は、声楽のテスト。
中国歌13曲暗記必須・・・。
台詞の授業の暗記もまだ微妙な鈴木。
大変だ。
ではまた。
11.05.12:01
恐怖のモーニングコール。
本日早朝6時半。
大家のおばちゃんに揺り起こされ目覚める。
実は昨日、久しぶりに休日らしくお出かけし夜を満喫した為、寝たのは5時過ぎだった鈴木。
日曜まで早起きを余儀なくされるとは・・・。
「朝よ!リンムー!!今日はネット繫げてあげるからね。もうすぐだから起きなさい!」
もうすぐって・・・こんな早朝にネット会社が来ますか?
絶対このもうすぐって言葉は信用出来ない中国。
「阿姨~(おばちゃん)ネットの人、何時くらいに来るの?」
「10時くらいまでには来るわよ。あら、眠いの?てっきり習慣でこの時間には起きると思って起こしちゃったのよ!じゃ、もうちょっと寝てなさいな!来たら起こしてあげるから。」
「はい。おやすみなさい。」
そして9時過ぎ。
(外から聞こえた声)
「やっと来たわね!はいはい。来るまで彼女寝かしといたの、ちょっと待ってくれる。今、起こしてくるから。」
ガラガラ
「起きなさ~い!!私の宝物ちゃん!ネット繫げるわよ~!」
・・・もう完璧に子供扱いされてます。
とにもかくにも。
ネット開通!!
わ~い!
大胆にも壁に穴開けて、外からニョロニョロとケーブルと大量の土が私のお部屋に。
どんな仕組みか分からないけれど、ネットは驚くほど簡単に開通。土の処理の方が苦労しました。
しかし、これから冬なのに外界との風穴が出来てしまった。
もう今から覚悟の上で生活していかねば。
そうそうトイレの件ですが、おばちゃんに場所を聞いたら大門出ないとないと言われ、ほんの少しショックを受けました。
(初日は学校の近くまで行ったの)
そしたらおばちゃん、
「もし必要ならあげるわよ、あれ。1個余ってるから。」
「・・・あれ?」
「そう、あれ。尿瓶。」
「・・・だ、大丈夫です。」
「あると楽よ。ほんとに要らないの?」
「・・・はい。」
・・・。
いや、さすがに・・・ねぇ?
それはさ・・・・だめですよねぇ?
鈴木は尿瓶に頼らない生活を維持する事をここに誓います。
はい。
そして問題のトイレ。
トイレットペーパーを小脇に抱え向かうわけです。
ほら、考えようによってはね、ものすごい大邸宅に住んでいて自分の部屋からトイレまでの距離が遠いのと変わらないじゃない?発想の転換で心なしか気分も良く向かうトイレ。
・・・。
そう来たかっ。
足を踏み込んだ瞬間、突き刺さる視線。
ニイハオトイレだっ!!汗
仕切りがなく壁もない極めて開放的な空間が目の前に。
ふふん。
自分の維持できる最大限の冷静さを装い、一見こなれた風に用を足し全速力で帰宅。
あたしファイト!
・・・ってな感じです。
この生活、話し出せばきりがないのです。
朝っぱらから外に出る途中の通路でしゃがみこんで芋の皮剥くおじいちゃんに行くてを阻まれ遅刻しかけたり。
洗濯物を外に干していたら小鳥さんに例の白いものをかけられたり。
台所の排水口になめくじ軍団が突如出現し、夜中に塩袋片手に鬼気迫る戦いを強いられたり。
日々、強く、逞しくなっていく自分に惚れ惚れします。
今日で休日も終わり。
終わらない宿題を抱え、明日の朝を眠らずに迎える危険性大。
ではまたね。
11.03.21:21
新生活に私生活はない。
掃除してた。
そして得意げに
「どう?変化に気づく?」
なんて言ってきたものだから、何故私の部屋に勝手に入り掃除してるかについて問う事も出来ず、
「・・・綺麗になりましたね。」
なんて答える鈴木。
朝少し寝坊して6時半を過ぎてもまだ家に居た鈴木。
ドンドンドン!!(ドア叩く音)
「リンムー!!学校行かないの!!半過ぎたわよ!!」
・・・。
ドンドンドン!!
ガチャガチャ。(・・え?まさか・・・。)
「リンムー!あら、起きてたの。返事しないから寝てると思って起こしに来たわよ。がはは。」
「今・・出るところです。」
「ん、急ぎなさい!ほらほら!鍵は私がかけておくから!」
「はい、ありがとうございます・・・。いってきます。」
最強だ。普通に娘の扱いか?
プライバシーってやつは?
そしてその日の夕方5時くらいに帰宅した鈴木は、あまりに疲れ過ぎていてベットに倒れこんだまま寝てしまっていた。
ドンドンドン
ドンドンドン
ガチャガチャ
「リンムー!あら!寝てたの?ドア叩いても返事ないし、でも電気はついてるし、居ないならもったいないと思って電気消しに来たのよ~!ま、でも寝てたなら消していってあげるわね。ほら!!そんな格好で寝てたら風邪ひくから、ちゃんと布団に入りなさい。じゃ消すわよ。じゃあね。あ、そうそうご飯は食べたの?要らないの?そう。」
ガチャガチャ
・・・。
(外の声)
「リンムー中に居たわ!寝てた!うん、寝てたわよあの子!」
・・・。
で、今日は午前中で授業が終わりだった為、2時くらいには帰宅。音楽かけながら洗濯なんかをしていたら、視線を感じふと窓を見た。
同じ区域に住むおばちゃん3人の顔が並んでいました・・・。
「・・・ニイハオ。何か御用ですか?」
「あら!!別にないのよ。この歌いいわよね~。あんた幾つ?
学校楽しい?洗濯してるの?なんかあったらすぐ言いなさいね。じゃ、またね。」
口々にベラベラ勝手に喋り、私の回答も待たずに退散する3人組み。
ええ、カーテンと窓を開けていた私が悪い。
見てくれと言っている様なものですものね。
うん。
すぐに去って行ったので、ホッと胸を撫で下ろし洗濯機に目線を移すと、全自動洗濯機を興味津々にじっと見つめる少年。
4人目の来訪者・・・。
「どうした?僕?何か用かな?」
「日本人でしょ?日本にも洗濯機あるのか?」
「あるよ。」
「おばさん中国語話せるの?なんで?」
「勉強してるからよ。」
「ふ~ん。また来るよ。バイバイ。」
「お、また・・ね。」
今、また来るって言ってたな・・・。
もういつでも来てくれ坊主。
さてさて、引越してもうすぐ1週間。
やっと慣れて・・・きた・・か?
とりあえず22時過ぎの帰宅の際、泥棒のように大門の錠前を手を柵の間から差し込んで開ける手順は上達しました。
自分の部屋に辿り着くまでに一苦労です。
そして学校。
とんでもない事になってます。
まだテスト期間。
テストに関しては、逆立ちしたところで実力以上の事は出来ないので、焦りもなく淡々とこなす事のみ。
それ以外のやらねばならない事や大量の宿題に窒息気味です。
詳しくはまた今度。
金曜日なのに、なんだろう。
この緊迫感。
明日はもう土曜で、次は日曜。
そしたらもう月曜。
ちなみに、最初は優しかった先生達が普通に恐くなってきました。留学生だからと大目に見てくれる期間は過ぎたのです。
「リンムー!見た目は中国人なんだから、出来るでしょう!」
・・・はい?
この件に関してもまた今度。
皆さん、素敵な週末を☆
10.30.19:57
囚われた日本人。
10.26.20:21
私は毛虫。
本日は演技の授業で班ごとの発表試験でした。
ある成語をもとに、寓話を作り発表するというもの。
今週に入ってからはずっと、この練習で夜帰宅。
昨日は23時くらいまで学校に居ました。
朝6時半からずっと学校に居ると、なんだか監禁されている気分になってきて、家に帰ると放心状態。
同時進行で家探しもしないとならず、焦りはつのるばかり。
ところでこの発表。
我が班は見た目でものを判断してはならない的な成語を用い、
畑のキャベツ君の恋物語を作ったわけです。
役は、
農民・キャベツ君・綺麗な蝶(実は害虫)・毛虫(害虫)・蛙君。
そして私の役は毛虫。
・・・。
長々とストーリーを書いたところで、意味ないので省略。
この毛虫、途中で蛙君と戦い敗れて死ぬのですが、この台本を書いた班長は私に
「ジェット・リーになったつもりで演じてくれ!しかもこれは笑いの要素が大事なんだ。わかる?毛虫も毛虫であるが故の苦労と身体的な特徴を押さえつつ、自分で毛虫という枠を狭めず自由にやってほしい。」
との事。
はい?
ジェット・リー?
いまいちというか、けっこうというか、理解に苦しんだ鈴木。
しかも戦いのシーンは音楽に合わせてスローモーション。
そして最後の一撃で倒れる時は、ギリギリまで体を曲げずにバタっと勢いよく死んで欲しいとの要求。
私は毛虫。
毛虫界のジェット・リー。
身体中に痣が出来ても、半場やけになって挑んだ本番。
キャベツを食べる毛虫。
決闘が始まり睨みあう毛虫と蛙君。
パンチを食らう毛虫。
蹴りを決める毛虫。
躍り上がる毛虫。
ほんの少し本当に踊る毛虫。
威嚇する毛虫。
逃げる毛虫。
殺される毛虫。
私は毛虫。
今日に限って、留学生の授業見学が我がクラスであったため、
交流のある日本人や韓国人や以前中国語を教わっていた先生なんかがずらっと観客席にて見守るという、最悪の環境の中、試験開始。
終了後。
よくあそこまで出来るね的な褒め言葉を頂く毛虫(鈴木)。
・・・ありがとう。
今日見学した皆さんはきっと、いつまでも私のイメージは毛虫になるのではないか?
と、おもうのです。
もう・・・なんでもいいや。
とりあえず無事終了。
毛虫も卒業。
普通の女の子に戻ります。
あれ。
普通の女の子って・・・どうすれば?涙
