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流されずに流れる大陸放浪娘 ~極めてプライベートなOfficial Blog~
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04.20.19:56

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  • 04/20/19:56

05.17.18:35

ぶっ玉ねぎ。(週末読み物パート2)


10代後半から20代前半にかけて、
といっても実質には3年間くらいだけれども、
何かに追われるように詩を書いていた。
大半は今思えば、見るに耐えない言葉の羅列。
最近そのうちの一部を発見し、読み返してみれば、
どうして、まったく、何ゆえに・・・
と、自分でも驚くほどの精神の病みっぷり。
恐らく実家にまだ大半が眠っている事を思うと、
死ぬ前に処分してしまわにゃ・・・
と焦燥に駆られた訳である。
自分の死後、人が自分をどう思うかなど、
知る由もないが、
だからといって心がザワザワする黒い重い痛い私の言葉たちを、
そのままにしておくわけにはいかぬ。
しかしだ、この救いようのない暗さは、
間違いなく私の本質である。
事実、私を動かすエネルギーの大本は、
’負’であるし、
ネガティブであるが故の表層のポジが、
表向きの私の顔である。
生粋の怠け者である事が、
年を重ねる毎にプラスに効果を発揮し、
おおらかになったと自負してもいる。
キレやすい子供が増えたと世間は言うが、
子供はキレやすい生き物だと私は思う。
つまり、簡単にキレているうちは、
成人になっていようが子供ちゃんな訳で。
ま、ここでそれを言うのはつまり、
20代後半にしておこがましいけれども、
大人になったと自分を少しアピールしてみたかっただけ。
いんや、難しいのは、他人に対してどう対処するかという、
世間様に対する処世術ではなく、
こと親に関していえば、親が健在なうちは、
いつまで経っても自分が子供であるという事実である。
可愛い子には旅をさせよ。
とよく言うが、実際自分の子供が可愛いかろうが可愛いくなかろうが、
生んでしまった責任は親ライオンの肩にのしかかる訳で、
自分の子供に対しては、
厳しくもなろう事は言うまでもない。
そこで子ライオンの親ライオンに対する処世術が、
いかに重要になってくるかである。
親の心子知らず。
悲しきかな、分かった振りをしても、
案外、理解出来ないのが子ライオンの実情であろう。
自分が親ライオンになって初めて知りえる事も多いと聞く。
(鈴木はまだ未経験。あしからず。)
しかも、生まれ育つ地盤が違えば考え方も変わる。
血の繋がり故に、考え方も似たり寄ったりな事にはならないのだ。
そんな~時代も~ああ~ったねとぉ~
と、中島みゆき師匠の歌声高らかにである。
親に加護されている時代は、子にしてみれば、
あったり前田のクラッカー的な心情があり、
有難みを感ずる前に、不平不満ばかり口を出る。
キレる対象として親が一番手になってしまう。
親にしてみても、間違いなく我が子が腐ったみかんに育ってしまっても、
簡単には排除出来ぬのが肉親の弱みである。
そして、腐ったみかんも、世間では排除される事を恐れ、
化けの皮を被り、新鮮さをアピールする現実。
スーパーで肉の賞味期限を偽り売る行為と同じである。
私、脱いでもすごいんです。
なんて中身のある振りしたところで、
大半の人間はたまねぎ。
脱いで脱いで脱いで、最終的には何も残らぬ。
救いは、世間に揉まれる過程でどう調理されるかにかかっている。
いいじゃあないか、目立たなくとも美味しいカレーの秘訣になれれば。
と、割り切れたらこっちのモンであろう。
恐らく、親にしてみれば我が子を、少なくとも、
形の残る状態で調理されるのを願うはず。
親はたまねぎが目に沁みて涙を流すのではない。
我が子、つまり腐ったみかんなのを隠しながらもやはりたまねぎで、
たまねぎで世間に調理され見る影もなくなったが、
香ばしいカレーの中に、我が子、つまり腐ったみかんなのを隠してたまねぎながらも頑張ったが結局、跡形もなく一部の旨味として淘汰されてしまった姿なき姿を思い、
そのカレーがスパイシーなら尚の事、涙を流すのである。
愛だね。

母ちゃん、俺、少なくともたまねぎサラダくらいにはなってみせるよ!

      ~週末の読み物パート2 完~

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無題

されど...たまねぎのはいっていないカレーは
絶望的においしくない。
じゃがいもなんか要らない、
にんじんもまだまだ、
肉さえなかったとしても、
たまねぎのないカレーは食べられません。

パキスタンの奥さんになったとしても、
ブログ続けてくださいね。
いつも楽しみにしています。

オニオンスライスは、西洋酒のつまみとしては
Sクラスですね、私のなかでは。

  • 2008年05月18日日
  • AZM
  • 編集

え…。

た・たまねぎ…?

な・なんという恐ろしい例えだ…(>д<)

あたしは椎茸がいい)^o^((笑)

  • 2008年05月18日日
  • MARU
  • 編集
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